LIVE GALAXY 2016 かってに授賞式 ─FRONTIER編─

LIVE GALAXYお疲れさまでした&ありがとうございました記念2日目。
例によって全曲網羅すると長いので、セットリスト順ではなく、曲単位・部門ごとにふりかえります。
やっぱり初参加のGAMES青と直近のADVENTUREの影響が大。



歌唱&演奏部門:少年

とにかくチェリボコーラスが素晴らしく、ゾクゾクしました。
ADVENTUREから僕らの未来最高連呼していた甲斐がありました。
歌が円熟味を増すなかで、チェリボコーラスとの相性が良くなっていったというようなことがあるのかしら。



この流れ最高部門:禁断のレジスタンス → Synchrogazer → BRIGHT STREAM

ステージに立っているのは「歌手・水樹奈々」ですが、この3曲は「声優・水樹奈々」のFRONTIERでもあるのだと感じました。
クロスアンジュでは、革命を起こしたアンジュと同様に、声優としての先入観を壊すような演技をみせてくれて
シンフォギアシリーズでは、完璧超人なのに乙女な一面もある翼さん人気も大いに手伝って第5シリーズまで繋げてくれて
劇場版リリカルなのはでは、二度目のフェイト&アリシアを演じて2004年からどれだけ経験を積んできたのかを披露してくれて
単なるアニタイ3連発というだけでなく、歌手としても声優としても作品への愛情と感謝を忘れない姿勢を感じて、とても染みました。
奈々ちゃんを好きになれて良かったなあと思うのは、こういう瞬間。



FRONTIERで聞けて良かった部門:禁断のレジスタンス、愛の星、NEXT ARCADIA

禁断のレジスタンスは、クロスアンジュが好きだから。俺たちの加藤裕介!次は熱情のマリアも待ってるぜ!!!
愛の星は、テーマにぴったりで、かつ最近良さがわかってきた曲だから。
NEXT ARCADIAは、なんだかんだめちゃくちゃ盛り上がるのと、GAMES青の思い出があるから。そして甲子園はアルカディアだったのだ。

逆に聞きたかった曲としては、PHANTOM MINDSに1票。
頻度の問題かもしれませんが、最近はBRIGHT STREAMより破壊力が高いです。
あと、時季的にAngel Blossom当確だと思っていました。しかし、誰も桜とは言ってないぜ!



演出部門Synchrogazer、Astrogation

どのアニメOPでもタイトルが出る瞬間が大好きなのですが、Synchrogazerはまさにそのとおりで、バックスクリーン(?)にタイトルが出たとき鳥肌が立ちました。そしてレーザー祭りは問答無用でテンションが上がる。
また、FRONTIERでは2階席だったこともあり、Astrogationでは心地よい浮遊感に包まれました。階下では青のペンライトが、天井とバックスクリーンには星々が映し出されていて、文字どおり銀河に連れてきてもらった実感がムクムクと。
あと、BRIGHT STREAMを白と紫の照明にするのは私に効きます。本当に。



最優秀賞:VIRGIN CODE、Astrogation

Astrogationは、前述のとおり「GALAXYに連れてきてくれた」ので。
VIRGIN CODEはですね、大の大人がこんなに泣くか?というくらいダメでした。自分でもビックリしました。
この曲自体はアニタイでも何でもないのですが、ADVENTUREにおけるFLIGHTリベンジ3公演最後の鳥取公演で、ダブルアンコールとして歌われました。当時の客席の熱量はかなり異常で、狂っているという表現がしっくり来る感じ。私もリベンジ完走自体に感動と興奮はしつつも、熱に当てられて呆然とした心持ちで会場を後にしました。

しかし、このときから間違いなくVIRGIN CODEは特別な曲になりました。

「77歳まで歌い続ける」と言ってきた人が一度は病気ですべてを奪われて、
それでも残りの公演を決してあきらめなくて、
翌年のツアーでは1公演1文字の石版コーナーなんていう自分への発破としか思えない企画までつくって、
そして1年越しのリベンジも無事成功に終わって…
ADVENTURE鳥取のMCでも言っていたとおり、そんな折れても立ち上がる強さと、新しい始まりを思わせる歌詞がピッタリで、鳥取公演で歌いきれずに溢れた涙を思い出します。

でも、東京ドームでは最後まで笑顔で歌いきってくれました。

ただリベンジするだけでなく、過去最大の会場で、悔し涙も感涙も乗り越えて進化した瞬間に立ち会えて、胸がいっぱいでした。
…というように、無闇に背後のストーリーを妄想して泣いたりします。最近感激屋になった気がするんだよな~。



備考

初回収曲:Mr.Bunny!
※SMASHING ANTHEMS除く