LIVE EXPRESS 2019 開幕記念式典

LIVE EXPRESS 2019 Delivery01&02 神戸お疲れさまでした。


単発ライブをいくつか挟みつつも、いわゆる「いつものスタイル」はLIVE ISLAND以来1年ぶり。
これは半年近く続けたFit Boxingの成果を見せる時!と意気込みましたが、超重量級のセトリで無様に散りました。毎日がんばったのに、こんなはずでは……。

 

以下、いつものとおり感想とかとかです。
神戸、ぎゅう〜。
 

 

 

予想できなくて悔しかった賞:WHAT YOU WANT(1曲目)

 


ライブ映えするから今回もやってほしいな〜ヘラヘラと思っていましたが(そりゃやるわな)、ムービーからの流れでexpress what you wantが完成するので、1曲目以上に適切な場所がないですね……。


Get my drift?やTricksterあたりとゴリゴリゾーンを組んでくると思ってましたが、Poison Lilyちゃんが早めにまた日の目を見て良かったですね。そして、Bring it on! とIt's in the bagを入れ替えるのはセンスが良すぎる。

 

 

配置が100点賞:Take a chance

 


実はあんまりライブで聞いた記憶がないんですが、こんなに映えるならもっとやってくれてよくってよ! 楽しい!!


配置に関しては、SUPER GENERATION/New Sensationの次に固定というのが良くて、長い間歌い続けたどちらの曲をも引き継げる歌詞だし、ダンス曲への接続としても完璧で、流れをうまくつくるポジションだと思いました。初日歓声が大きかったのも然り。


しかし、ショルキー背負った大平さんがセンターに出てくること自体がTake a chanceそのもので最高だった(割と世代)。

 

 

個人的リベンジ賞:Heartbeat

 


全体の爽やかさと、「僕らは夢でできている 永遠の旅人」のフレーズがお気に入りでずっと聞きたかったのですが、UNIONの時点ではツアーに通っておらず聞けなかったんですよね。後から気づいて後悔したパターン……なんと愚かな。
イントロで何が起きたのかわからず、通常3割増しで挙動不審に。


というか、調べたら本編がHeartbeat→フリースタイルって天才か……行きたかった……。UNIONとJOURNEYは千秋楽しか行っておらず、通っときゃ良かったポイントが結構あります。

 

 

うれしい! 心臓に悪い! 賞:企画コーナー全部

 

 

企画コーナーにはさまざまな思いがありますが、cherishとWhite lieは本当に良かったですね。DREAM SKIPPER全曲制覇がひとつの目標(?)ということもあり。2日目の「必要なものがあるんです」「ギャー!(頭を抱える)」は様式美。


個人的には、in a fixとそよ風に吹かれて…を回収できれば…...。チェリボコーラスのin a fix聞きたくないですか? サックスソロあるし頼む......季節外れとか言わずに......。


いずれにせよ、初参加がGAMES(2010年)な以上ライブで聞いたことがない曲しかまず来ないので、何が来てもありがたく拝聴する次第です。

 

そして、できればメイキングのおまけではなく普通に収録してほしい! 毎回言ってるけど!! だって次また10年とかかかったら......!!!

あと、ADVENTUREの砂漠の海のデータは言い値で買うので。まだ根に持っているので。本当に。

 


最優秀賞:What cheer? / POWER GATE

 

2曲で合わせ技みたいなところがあり、「最」優秀とは……。


What cheer?は本編最初なのが決め手ですね。神戸2日間参加してみて、「届ける」「伝える」みたいな直球のキーワードは含まれていないものの、セットリストや企画やコンセプトに一番合ってるのでは?と感じました。
ツアータイトルが発表になったとき、ISLANDと比べると「奈々ちゃんが観客に」色が強いなと思ったんです。でも、「LIVE EXPRESS、発送します!」からお出しされたのは「素顔に戻ろう 燃え尽きよう」「今夜はじまる この瞬間忘れない」と完全に双方向で、やっぱり届けて届けられてのEXPRESSだし、喰らえこの愛!だよねと。同時に、どんなに子鹿っても笑顔で跳ぼうと思いました。

 

POWER GATEは常に最高であり、GAMES以降も継続してライブに行こうと思えたのはPOWER GATEのおかげであり、POWER GATEのためにライブに行っているところがありますが、ETERNAL BLAZEあり、New Sensationあり、suddenlyあり、SUPER GENERATIONありという状況だと外れてもやむなしという気持ちも正直あります。
が、今回は新旧織り交ぜた「私の考えた最強のセットリスト」状態でして、ならば締めはやっぱりPOWER GATEでいてほしいんですよね。


あと、これはツアーが終わってみないとわかりませんが、EXPRESSってつまるところ奈々ちゃんのライフワークでは?という印象があり、表現して伝えることで時代とか変えてきた人だと思っているので……。

 

 


おまけ:コンセプトとか演出まわりとか

 

 


正直、ZIPANGUやISLAND的なストーリーはまだ見えてなくて、盛り込みたいこと先行かなと思ってるんですが、やっぱりツアータイトルが強いですよね。温めていたタイトルのひとつなのではとも思います。今回はシンフォギアXVとの兼ね合いもあるので、作品テーマ的に近いものもあるかと。

 

ブリッジムービーでは、奈々ちゃんが見つけた未知のパワーで普通の車が瞬時に巨大トラックになってますが(免許大丈夫なのかなアレ)、車の積載量って要するに届けられるもの(=音楽)の数だったり、届け先(=観客)の数だったりな訳なので、まあ現実的には積み重ねで増えてきたものだよなとは思います。
なんでもできる不思議な力は存在しないので、結局努力を重ねるしかないんですよね。逆算にはなりますが、それが冒頭のムービーなのかなと。たくさんある荷物のなかで、ひとつだけパンダのぬいぐるみにして明確に区別させているのは、「ひとりひとりに大切に」を強調し、「笑顔と感謝の気持ちを届ける」シーンをつくるためだと受け取りました(たしか口パクでありがとうございましたって言ってたはず……)。


あと、配送センターのシーンが厚かったのは、届けるまでの準備にもいろいろな人の手を借りていることの表現かなと考えてます。
そういう意味だと、本当は、配送センターを出発した時点でツアータイトルをコールしても成立するんですよねー。それだとマイケルのキャラが立たないんですが。マイケルのキャラとは。
LIVE EXPRESSはラジオでもあり宅配便でもあるという二重構造はやや不思議に思えますが、基本的には宅配便と捉えていいかなと思います。発送します!と言っていることだし。ただ、宅配便だと1回ポッキリですが、ラジオだとドライバーに寄り添う文脈があるのはいいなと思いました。あなたのおそばに的な。


いずれにせよ、カット自体をだいぶ被せてることからも、キャロルに決まったのは相当うれしかったのだなというのは伝わってきました! あのエネルギー注入シーンの顔まで模倣されたらどうしようかなと思ったけど……それはそれで見たい。

 

あと、別軸だとチェリボ・YO-DAコーナー共に完全生放送?になったのは良い判断だと思いました。ムービーでもいいですが、ライブならではのものを届ける・表現するという方針がコンセプトに合っていて好ましいです。ただ、毎回変えるのも大変だろうな〜。

 

 

......ということで、来週は福岡! よく食べ、よく燃え尽きる夏が始まります!!