S.C. NANA NETファンクラブイベントⅦ 大お疲れさまでした会

2017/11/18、19の2日間開催されましたS.C. NANA NETファンクラブイベントⅦ(以下FCイベ)、大変お疲れさまでした。
両日参加された方におかれましては、計12時間近くSSAにいたことになり
主にトイレの行列などで諸々試されたかと思います。
トイレの列整理係って初めて聞いたぞ!

 

今回は
7回目にちなんだ7コーナー編成だったり
カラオケではなくチェリボ参戦だったり
ベテラン方向に豪華なゲストだったりと
気合が入っていることが見て取れ、
そもそもSSA2日間ってどんなキャパシティだよと思いつつも
会場が大きい分にはまったく困りませんありがとうございました。

 

のべ35,000人近くが来場し、盛り上がったイベント…
として普通に幕を下ろしかけた、2日目6コーナー終了後の話をしましょうか。

 

会場から酸素が消えた

6コーナー終了後は、三嶋プロデューサー(以下三嶋P)が「次はライブコーナーです」と紹介してハケた後、MCなしで奈々ちゃんとチェリボがステージへ…という流れ。

 

ところが、暗転後もなかなか7コーナーが始まらず、一度ハケたはずの三嶋Pが再度登壇。
その後も、準備に時間がかかっている旨何度か説明があった後、しばらくしてその内容が変更に。

三嶋Pから「直前の障害物競走でがんばり過ぎてしまい、体調不良で声が出しづらくなっている」という説明がされると、会場から一瞬で酸素が消えたかのような苦しさが立ち込めました。

 

それでも、もし7コーナーが再開されたときは本当に問題ないんだろうと信じられたのは、三嶋P自身がFLIGHTの二の舞いには絶対にしないと何度も断言してくれたからこそ。
また、適宜体調の変化が報告されたことで、完全NGではなく回復が見込める状態だとわかったのも、明るい材料でしたね。

あのときの表情は、MCではなくプロデューサーの顔だったのではないでしょうか。

 

三嶋章夫氏のはなし

取締役という肩書きを背負いながらSSAでMCをこなし、足つぼマットにも負けない強さでファンに親しまれている三嶋P。

 

今回のイベントでは、奈々ちゃんが回復するまでの時間を稼ぐ必要に迫られるも、
50点ほどのプレゼントを急遽手配・抽選するという離れ業を披露。

時間にすると1時間程度の6.5コーナーでしたが、
その短い間でも、奈々ちゃんとそのファンのためにやれることをひとつでも多く探し続けて、それをがむしゃらにやってきた人なんだろうなと痛感しました。

ウケの良かった足つぼマットも、急遽買い取りでしょうし。

もちろん、イベントの時間をもたせるためではありますが、
長引く分最後までいられなくなってしまう遠征勢への埋め合わせも兼ねて
できるだけファンに還元できる方法を突発的な状況下で模索してくれたことには
本当にありがとうと言いたいですね
(そして郵送祭りになるFCスタッフにはがんばってほしい)。

 

そして、三嶋Pのリクエストにステージ裏で応え続けるスタッフ諸氏もお疲れさまでした。

ライブ後の感想でも毎回チーム水樹すごいっすねしか言ってなくて能が無いのですが、すごいと感じたことは都度表現していかないといけないですからね。

 

のべ35,000人のファンのはなし

主語ならぬ目的語クソデカ案件で申し訳ないのですが。

いくら大丈夫ですと言われても、ハイそうですかとファンのテンションが生き返るかというとそうでもないもので。

そんななかで、

会場のBGMにきっちり盛り上がっていくところ
登場直前には、ちゃんと奈々コールが起こるところ
プレゼントコーナーが長くても一喜一憂するところ
低確率すぎる300lv当選時の盛り上がり

といったある種の律儀さと温かさを持った空気ができたのは、ファンクラブイベントとしては「いい話」にしても良いのではないでしょうか。

ステージに戻ってきてほしいような
もう安静にしていてほしいようななかで
再登場を待ちわびる気持ちやイベントを楽しんでいる気持ちが示せたのは、「絶対に無理はさせないから、信じて待っていて」と何度も言った三嶋Pにとっても、良い材料になったはず。

サポーターズクラブを掲げるだけあって、
サッカーでいう12人目の選手的なサポートができたと胸を張れるいい空気でした。

 

2日間をふりかえって

もちろん、体調不良によるアクシデントなんかないほうが良いに決まっているんです。
万が一元気で戻ってきてくれなかったら、いまだに立ち直れていないに違いない。

それでも、7コーナー後のMCで「こういうこともあるんだと勉強になりました」と言った奈々ちゃんの前向きさを、少しくらい見習ってもいいと思うんです。

結果的に、あくまで結果的に、
ファンもチーム水樹も己の練度を見せつけあい、お互いに支え合った心に残るイベントになったと私は思います。
みなさん本当にお疲れさまでした!


次のFCイベでは、8を横にして∞にまつわる人がゲストに…誰かな…。