読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

LIVE ZIPANGU 2017 演出こねこね スタジアム編

LIVE ZIPANGU 2017 埼玉 初日お疲れさまでした。

今までは初めて参加する冬ツアーたのしー!って感じでしたが、ここに来て「チーム水樹、このツアーに賭け過ぎでは?」というくらいパワーを感じております。

 

さてさて、アリーナとホールモードで終わりかと思いきや…スタジアムモードで思った以上に変更点があったり、今になって気付いたことがあったりで、改めて感じたことなどまとめていこうかと。

 

◆あなたこそがチェリボナイト 〜渡辺格さんおかえりなさい〜

いきなり演出の話じゃなくて恐縮ですが、イタルビッチ復活お待ちしてましたありがとうございました。
惜しまれつつもしばしお休み期間だった格さんが本編ラストにて参戦。しかも復活の狼煙となる曲がミュステリオン……MCなしでいきなりモニターに映ったため、絶叫の後曲の前半を棒に振りました。
その次の枠はDon't be longかと思いきや、意外にも初出のSCARLET KNIGHT

 

格さんのことじゃん……。

 

と妄想しながら聞いていましたが(こじつけ過激派)、モニターに格さんの名前が出たとき赤文字だったことに気づいてダメでした。
※ちなみに、ヒメムラサキから登場のアニキは紫文字。

 

しかし、Twitterでも「早く奈々ちゃんの隣でギターを弾きたい」とおっしゃっていた格さんへの回答が「導いて僕を…Endless light」とは……。

 

格さん完全復活(フル参戦)の日を心待ちにしています。出雲大社で実現しちゃうかもしれませんが。

 

◆花のはなし 〜蓮花に生まれ曼珠沙華へ〜

今度こそ演出の話を。

 

アリーナモードの時から花を上手く使ってるという印象はありましたが、スタジアムモードではそれがより顕著になりました。

 

まさか、オープニングを変えてくるとは。


アリーナモードでは椿のような花弁厚めの花だったのが、なんと蓮花に。何層にも渡る花が開いていくのは、それだけで見応えがありました。

 

わざわざ蓮花に変わったからにはいろいろと考えたくなるわけですが、なんといっても蓮花は仏教における象徴的な花。調べてみても、多彩な意味合いがあるようです。

 

よく聞くのは「泥中の蓮華」ですね。泥のような環境でも染まらず美しく咲く様子は、俗世を越えた存在として捉えられてきたようです。逆に、泥の中でしか咲かないそうなので、そうやって12年に一度のチャンスまで耐えてきた鳥さんの登場(=御所様との再会)としては、ピッタリではないかと。

 

また「因果倶時(いんがぐじ)」という仏法があるそうで。これは、蓮は花と実が同時に成ることから、原因と結果は常に一致するもの…という考え方だそうです。

 

めちゃくちゃバジリスクを感じる……。

 

バジリスクって1話を見たら、弦之介様と朧ちゃんの結末がわかるじゃないですか。あの運命に抗えず絡め取られていく感じがとてもいい。
そういや運命に抗おうアニメもCV.鳥海さんが

 

あとはシンプルに、仏教と開花というシンボルが揃うと、生まれ変わりを感じますよね。鳥から人になったという…おやゆび姫じゃないですが。

 

ここで時系列がとんで、ヒメムラサキのラストへ。
※ヒメムラサキの演出は次の段落で

 

最後、奈々ちゃんの背負っている翼の後ろのスクリーンが黄色〜赤色の花火のようになるんですね。
正面から見ていないのでわからないのですが、あれは曼珠沙華(もしくは彼岸花)のイメージではないでしょうか。
とくに、黄色い筋の末端だけ赤く色づいていたように見えたのがそれっぽいなと。

 

曼珠沙華は、サンスクリット語で「天上の花」「天界に咲く花」という意味だそう。
…なんかもうこれだけでイメージピッタリって感じがする!!!
ちなみに、仏教では赤い花弁が舞うのは良いことが起きる兆しということらしく。
映像でも、舞のときに舞っていた(紛らわしいな)花弁が再会を果たした後には止んでいたような。

 

WILD EYESの蓮花で始まり、 ヒメムラサキの曼珠沙華で終わるのも、なかなかステキではないかと。
おななどりの願いが叶った時間が一瞬だったように、花の命も短いですからね……。でも、そこを散って終わらせないのがよいのです。

 

仏教と花に関してはこちらの2記事を参考にしました。

視点・論点 「植物と仏教との関係」:解説委員室ブログ

彼岸花(曼珠沙華)が妖しいワケ [暮らしの歳時記] All About

 

◆鳥の行く先 ~おななどりの幸せを願って~

アリーナモードやホールモードでは「御所様と念願の再会を果たすも、年神様の力を死にゆく御所様に渡してしまったおななどり。元の鳥の姿に戻ると、1枚の羽を残して飛び去るのでした」というところからヒメムラサキが始まり、その後のことは歌でしか語られませんでした。

 

しかし、スタジアムモードでは翼の後ろにスクリーンがつき、曲に合わせた映像が流れていました。

正直、最初は過剰演出なのではとも思いましたが(ヒメムラサキの親和性が完璧なので)、これが思いの外良かった。

 

まず、映像は時間経過によって変わり、1番と2番でも違っていたような気がします。
最初は、翼から光が溢れていくイメージ(こぼれるでもあふれるでも良し)。これは「鶴の恩返しでは自分の羽を抜いて機を織っていた話」だったり、飛び立つ鳥が羽を落としていく様子だったりが思い浮かびました。
ただ、明らかに羽とわかる映像が2番以降で出てきたので、むしろ魔法が解けていくイメージかも。
実際には、御所様が追いかけたときにはもう契約が切れているわけですが、要するに「舞浜駅についても名残惜しくてミッキー耳つけちゃう」的な魔法のことです。

 

そんななかで個人的にお気に入りなのが「溢れた光の粒が、落ちるだけではなく空に上っていく」ところ。
これを落ちっぱなしにすると、羽は抜けるわ魔法は解けるわでどんどん悲しくなってきちゃうんですよね。
ところが、溢れた光の粒が空に上っていくことで、御所様への思いが昇華されるような、一瞬でも再会できた喜びが溢れてくるような、そんな切なくも優しい方向に持っていけているのでは。
しかも、思いとともに天に向かって羽ばたいていってからの天上の花なので、締めとしてはキレイかと思いますがいかがでしょうか。

 

◆番外編 ~御所様について考えてみる~

奈々ちゃんを見逃すまい!と思っているせいか、意外に御所様をしっかり見ていなかったことに11公演目で気づきました。
ごめんよ御所様。せっかくなので、御所様についても少し触れておこうかと。

 

出番の多くない御所様ではありますが、映像で見るかぎり、拾った羽を肌身離さず持っています。
拾ってから籠の中で倒れるまで、ずっと手に持っています。

 

あの羽、ひいては鳥さんは、御所様にとっての未練なんです。
死が近づいた病床で羽を眺めるっていうのは、そういうことです。
だから、鳥さんの舞を見て未練がなくなると成仏しちゃうわけですね。

 

そんな羽に触れた鳥さんには、御所様の思いが伝わっているといいなあ。
ずっと傍に置いてくれていて、死ぬ間際まで覚えていてくれたことを感じ取ってからの「ようやくお逢いできました」なら、もっと幸せな再会だったと言えそうな気がします。

 

SSA 1日目の余韻に背中を押され、またモリモリ妄想してしまいました。
明日もスペシャルなステージが待っているかと思うと今から楽しみです。